評価
『15ミニッツ・ウォー』(原題:L’Intervention)は、2018年公開のフランス&ベルギーのアクションスリラー映画。監督はフレッド・グリヴォワ、出演はアルバン・ルノワールとオルガ・キュリレンコなど。
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登場人物(キャスト)
アンドレ・ジェルヴァル(アルバン・ルノワール)・・・階級大尉。本作の主人公。特殊部隊の隊長として任務にあたる。
ジェーン・アンダーセン(オルガ・キュリレンコ)・・・アメリカ人女性教師。
バーカッド(ケヴィン・レイン)・・・テログループのリーダー。
ファヴラール(ヴァンサン・ペレーズ)・・・憲兵隊の将軍。現場の指揮官として憲兵隊を指揮する。
ミシェル・サンピエリ(ジョジアーヌ・バラスコ)・・・アンドレの上司。フランス高官。
ジョルジュ・カンペール(ミカエル・アビブル)・・・アンドレの部下。マザコンのムードメーカー。
ピエール・カズヌーヴ(セバスティアン・ララン)・・・アンドレの部下で右腕。階級中尉。
ジャン=リュック・ララン(ギヨーム・ラベ)・・・アンドレの部下。クールで無口なところがあるが射撃の名手。
パトリス・ロルカ(ダヴィッド・ミュルジア)・・・アンドレの部下。恋人との婚約にむけて準備をしている。
フィリップ・シェファー(ベン・キューラ)・・・米国から内密に派遣されて来た軍事顧問(CIA)。
ストーリー
フランス最後の植民地ジブチ。軍関係者の子供を乗せたスクールバスが、独立派武装組織のメンバーに乗っ取られるという事件が発生。テロリストたちは、同志である政治犯の即時解放とフランスからの独立を要求し、応じない場合は人質である子供たちの喉を切り裂くと宣言する。事態を重く見たフランス政府は、事件の早期解決のため極秘裏に特殊介入チームを編成し現地へ派遣することを決める。チームを指揮するジェルヴァル大尉を始め、集められたのは軍でもトップクラスの実力を持つスナイパーたち。彼らは一斉狙撃によるテロリストの同時排除という前代未聞の作戦を立案。しかし、現地駐留軍そして事態を穏便に収束させようと動く外交筋との連携がうまく行かず、膠着状態が続いてしまう。一方生徒たちの身を案じた女性教師(オルガ・キュリレンコ)は軍関係者の静止を振り切り、生徒たちのために、単身テロリストに占拠されたバスに乗り込んでゆくのだが…。
Amazonプライムより
裏ばなし
本作は1976年に起きた当時のフランス領であったジブチで発生したテロ事件、バスハイジャック事件を基に製作された。
レビュー
実話が下敷きになっているアクション映画はハズレが少ない。目的が明確で視聴者の思いも一つになる事から感情移入がしやすいのが実話ベースの映画の魅力。個人的にジブチで起きたテロ事件を調べたが詳細が出てこないのが残念。
『ソマリア』という国の名前を聞いてハッとしたのは私だけだろうか?海賊行為をする事で有名なのは今に始まったことではないのかと、本作を通して改めて考えさせられた部分である。彼らの境遇を少し考えることで選択肢のない彼らの行動を理解して選択肢を与えられたらいいのではと思う次第であります。
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