評価
『13デイズ』(原題:Thirteen Days)は、2000年公開のアメリカのキューバ危機を扱った映画。監督はロジャー・ドナルドソン、出演はケビン・コスナー&ブルース・グリーンウッド&スティーヴン・カルプ&
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1962年のキューバ危機を題材にしたサスペンス映画。冷戦のピークともなった危機的状況をどのようにして乗り越えるのか。今回は映画『13デイズ』の魅力を紹介。
1962年、米軍偵察機が捉えた衝撃の映像。それはソ連軍がキューバに配備したと思われる、最強の破壊力を持つ核ミサイルの姿だった。迫りくる第三次世界大戦の危機。これに真っ向から立ち向かったのは、米国史上最年少の大統領ジョン・F・ケネディ、司法長官ロバート・ケネディ、そして有能と謳われた大統領補佐官ケネス・オドネル。彼らはいかにしてこの最悪の事態から世界を救ったのか…。(C)2000 Beacon Communications, LLC
登場人物
ジョン・F・ケネディ(ブルース・グリーンウッド)・・・第35代アメリカ合衆国大統領。
ロバート・ケネディ(スティーヴン・カルプ)・・・ジョン・F・ケネディの実弟で、兄の任命により同政権の司法長官を務める。
ケネス・オドネル(ケビン・コスナー)・・・大統領特別補佐官。ジョン・F・ケネディの側近の一人であり、「アイリッシュ・マフィア」と呼ばれた人々の一人。
ロバート・マクナマラ(ディラン・ベイカー)・・・国防長官。
マクスウェル・D・テイラー(ビル・スミトロヴィッチ)・・・陸軍大将・統合参謀本部議長。
ディーン・ラスク(ヘンリー・ストロジャー)・・・国務長官。
カーチス・ルメイ(ケヴィン・コンウェイ)・・・空軍大将・空軍参謀総長。
ストーリー
アメリカの偵察機がキューバにソ連の核ミサイル基地を建設しているのを発見する。当時のアメリカ大統領ジョン・F・ケネディとロバート・ケネディ、ケネス・オドネルらは迫りくる核戦争の予感をどのように切り抜けていくのか。当時のアメリカ政府の目線から緊張感高まる冷戦を紐解いていく。
見所
キューバ危機をアメリカ政府の目線から捉える事により、冷戦の恐ろしさをしみじみと感じることが出来る本作。何より、核戦争が寸前まで迫る緊張感のある中で冷静に事態を納めようとする大統領の姿、同時にジョン・F・ケネディーの偉大さを感じれる。特に一つ一つのアクションが命取りになる緊迫感が作品の完成度の高さをうかがえる。
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